Atmospheric Water Generation System

 “水の惑星・地球”といわれてますが、実は私たちの生存に直接必要な水、つまり利用可能な淡水の割合は極めてごく僅かです。世界水フォーラムをはじめとする各国の調査では、地球上に存在する水は、約13億8,600万立方kmといわれてます。その殆ど(97.5%)は海水(塩水)であり、淡水は僅かその2.5%程度にしか過ぎません。しかもその淡水割合の中には、北極や南極、またシベリアをはじめとする氷河や雪、永久凍土まで含まれるので、我々が活用できる水は全体の0.8%といわれてます。さらにその殆どが地下水として地中深くを流れているものであり、河川や湖沼水としてその表層に流れ手頃に活用できる水はなんと、全体の0.01%しかないといわれてます。現在65億人程度である世界人口のうち、既に5億人が水に欠乏し、加えて15億人の人々は汚染や渇水による“水ストレス”を抱えています。更には、21億人の人々は、水不十分の環境下にあります。アフリカやアジアの最も乾燥した地域の人々は、世界中でも水の困窮している環境下にあります。更に問題なのは我々人間がいまだ増加しているということです。それも急増中しています。2050年、世界人口は90億人を突破するとも言われてます。そのような中で、現在でさえ5億人の水困窮人口が、慢性的な水不足になんと40億人もの人々が陥るという重大な可能性を指摘されているのです。あくまでも予想、と言いたいところなのですが、これほど切迫した状況を、どれほどの人々が認知し、自覚しているでしょうか。

水とは

水とは地球上に存在するほぼ全ての生物にとって必要不可欠な存在です。化学記号では H2O で表されますが、エッチツーオウと呼んでおり、水の分子式あることを知っている。逆に言うとそれくらい水は私たちに身近な存在となっている証でもある。

また水は物質の中で非常に特異な存在であり他の分子に比べて比熱容量が非常に大きい事により熱しにくく冷めにくい存在となっているおかげで我々の体の約70% が水であることからもわかるように体温の安定に大きく寄与しています。また子供のころ、真冬の寒い夜には湯たんぽを母親が用意してくれたことも水の持つ大きな比熱容量をうまく利用した例である。

地球上の水は、太陽の熱で海や陸から蒸発し、蒸気となって空へのぼります。空にのぼって蒸気は冷やされ、小さな水の粒(雨粒)となり、集まって雲になります。雲の中で小さな 雨粒はしだいに大きくなり、やがて雨や雪となって地上へ降りそそぎます。そして、降った雨や雪は川や地下を流れ、再び海へ戻るのです。SKYWATERは機器の中でこの水の循環をスムーズに行う事により製水しお客様に安心・安全な水をご提供させて頂きます。

スカイウォーターとは

スカイウォーターは、アイランドスカイ社により開発され製造されてる製品です。アイランドスカイ社は、2004年4月1日にフロリダで設立されました。同社は、水蒸気(大気湿度)を飲料水にするためのプロセスを開発し、それらの製品は、水不足で困ってる地域に数多く供給されてきました。世界中の他社デバイスよりも少ない消費電力で、さまざまな環境下でより多くの水を生成することが可能です。スカイウォーターは、災害、遠隔地や干ばつ、汚染のある地域に安心・安全な飲み水を提供するために開発された画期的な製品です。スカイウォーターの使命は、低コストで高品質の飲み水を世界中の人々に提供し、飲み水を必要としている人々に届けることで、世界的な水危機を緩和することです。

スカイウォーターの製水プロセス

  1. 大気・空気
    • 大気より空気を取込みます。
  2. エアフィルター
    • 専用エアフィルターを採用する事によりメンテナンスが向上します。
  3. エバポレータ
    • 空気を急速に冷却し大気の水蒸気を急速結露。特許構造により製水能力、低消費電力と安定稼働を可能にしてます。
  4. ウォータータンク
    • 結露された水を安全に貯蔵。
  5. ミネラル添加or循環システム
    • ウォータータンク内の水を定期循環させ身体に必要なミネラルを添加します。。
  6. 浄水器フィルター
    • 人体に不要な不純物をシャットアウトします。
Inside Skywater OASIS

スカイウォーターの仕様

機種名
型番
SkywaterOASIS
C1
SkywaterOASIS
A1
電源100V 50Hz/60Hz三相 200V 50Hz/60Hz
冷媒ガスR407CR407C
使用温度範囲13℃~40℃13℃~40℃
使用湿度範囲30%以上30%以上
本体サイズ480 x 540 x 900mm1,681 × 2,000 × 1,100mm
重量45kg700kg
動作音45dB60dB
消費電力MAX 800W6.7 〜 8.0 kW
製水量*1 L/hour25〜35 L/hour

✴温度25°C / 湿度 80% の場合
Skywater OASIS A1

Sky waterは無駄な機能を出来る限り取り除きお客様に安心・安全な純水を大量に供給する設計になっています。

そのパフォーマンスは他社を圧倒しています。

スカイウォーター・オフグリッドソリューション

Miranda Kerr's Malibu Home

女優・モデルとして活躍するミランダ・カーが、自宅でSkywaterを使っています。下記のリンクから記事をご覧になってください。

FRONTROW「ミランダ・カーが億万長者の婚約者からもらって一番嬉しかった贈り物とは?

ELLE 「ミランダ・カー、エヴァン・スピーゲルからもらった一番うれしいプレゼントを明かす

BAZAAR「ミランダ・カーのエコなマリブハウスへ

2018年XPRIZEによる空気から水を作るコンテストにてSkywaterチームが優勝

XPRIZEが2016年に開始した、“100%再生可能エネルギーだけを使い、大気から1日あたり最低2,000リットルの淡水を抽出する装置”開発コンペ「Water Abundance XPIZE」にて、Skysource / Skywater Allianceの開発したWEDEW(Wood to Energy Deployed Water)が賞金150万ドル(約1億6900万円)を獲得しました。                                       WEDEWは、温かい空気を冷却することでタンク内に結露を発生させ、その水分を蓄える装置と、それに必要となる熱と湿気を枯れ落ちた木材のチップやココナッツの殻その他のバイオマスの熱分解から生み出す装置を組み合わせたもの。このバイオマスは自然の状態で放置すれば大量のCO2を放出する山火事の原因にもなり得るため、水を生み出す処理に利用するのは一石二鳥ともいえるでしょう。さらに、熱分解後のスラッジは有機物を多く含むバイオ炭(biochar)として、土壌改良に再利用できます。 WEDEWは、木材資源が豊富でない地域では太陽光エネルギーやバッテリー電力などで可動させるさせることもできます。いずれの場合でも、主に水分が不足していたり飲料水が高価すぎて行き渡らないような地域で、きれいな水を生み出せます。実際、すでに可動しているWEDEWシステムはすべて非バイオマス式のものとのこと。バイオマス式のWEDEWシステムはWater Abundance XPIZEのために開発したものであり、賞金として獲得した150万ドルは非営利団体と協力してこの方式のシステムを生産し普及させるために使われす。

XPRIZE財団は、「イノベーション界のカリスマ」として有名な、ピーター・ディアマンデスさんが設立した財団で、アメリカ西海岸を拠点に、多数の財界人や起業家などが本財団を支援し、世界中のイノベーターのチャレンジをサポートし続けている非営利団体です。

この財団が展開し、世界中で参加が可能な「XPRIZE」という賞金レースがあります。

レースのテーマは、「人類に利益を与える技術開発」。条件をクリアして優勝したチームに多額の賞金を贈ることで、様々なテーマに挑むモチベーションを促し、結果として世の中の課題解決を早期に実現可能にすることが期待されています。

「XPRIZEで優勝した模様を各メディアが紹介しています。」

・XPRIZE「CREATING WATER FROM THIN AIR

・AXIS「Xプライズ財団が開催する水不足解消方法のコンペ「Water Abundance XPRIZE」の優勝者が発表

・GIGAZINE「賞金約2億円の「空気を水に変える方法」コンテストの大賞が決定、「輸送用コンテナの中に雲を作り出して水を取り出す」というアイデア

・Forbes: 「The Power Of Purpose: How XPRIZE Winners Skysource/Skywater Alliance Turn Air Into Clean Water

・Fabcross 「乾いた大気から水を絞り出せ――造水技術コンテスト「Water Abundance XPRIZE」の優勝者が決定

スカイウォーターの用途

●災害用

 避難場所に。給水車仕様に。ご家庭に。

●農業用

 水耕栽培に。農業用水に。

●畜産・水産用

 畜産の飲み水に。畜舎の清掃用に。陸上養殖用に。

●医療用

 透析機器用に。病院内の飲み水、衛生対策に。

●離島対策用

●地下水枯渇、上水道管故障時代用

●船上用

●水が引けない別荘用

Etc…

今世界でおこっている事 Sky waterの必要性

2022年は世界的な干ばつにより欧米、中国などを中心に数億の人々が水ストレスにかかってます。

2022年8月10日、フランス・アンデューズ

2022年8月24日、中国・江西省

2022年8月23日、オランダ・ナイメーヘン

2022年8月24日、中国・江西省

2022年8月24日、アメリカ・ネバダ州

2022年、カリフォルニア州ダム